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ヘレス・デ・ラ・フロンテーラはスペインアンダルシア、カディス県の町。アンダルシア州都であるセビリアからバス・電車で1時間15分程度、カディスから40〜50分という場所にあります。
また、同県アルヘシラスやタリファの港からは海の向こうにアフリカ大陸が見えるヨーロッパへの玄関口。
そしてここはシェリー、フラメンコ、アンダルシアン種の馬で有名な町。ゆったりとした時間の流れる場所です。
町に関する情報やスペイン料理レシピ周辺の白い村、ここでの日常生活に関してはDESDE
JEREZサイトに紹介しています。 |
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アンダルシアの古い家にはパティオがあり、しかもパティオも家の中もピカピカ。今の人たちは生活スタイルが変わり少し変わってきたけれど、年配の女性達は毎日しっかりお掃除をし美味しいご飯を作り忙しく家の中を動き回る。
旅行で来て初めてパティオを見たときにはオシャレだなと思ったけれど、暮らしてみてパティオの必要性がわかった。パティオを被ってある所はあるけれど普通はバティオ部分には天井が無い。通常ここの夏は40度を越える日が続き乾燥していてとても暑い。でも風はあって、その風が建物に入り日陰のパティオを通り冷やされて居住空間に入る。
外の通りから見るとどこも同じような建物に同じような大きな扉があって中の様子がわからないけれど、短期間でもパティオ付きの建物の中のピソ(マンション)を貸してくれる所もあるので、機会があれば利用してみるのもよいと思う。
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シェリーはヘレス、プエルト・デ・サンタマリア、サンルーカルの3つの地域で作られるお酒。
この3つの町にはシェリーを造るボデガが並び、見学可能な所も多い。
ボデガの他に左写真のようなタバンコと呼ばれるシェリー樽の置かれた立ち飲みバルがある。
タバンコでは、シェリーの種類によっては樽から直接注いでくれる物もあって大変美味しく感じられる。
昔ながらのタバンコにはタパが無く飲み物だけが置かれていたりして、お昼前の時間男性達が立ち飲みする姿が多く見られる。 |
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 写真:ペーニャ・ラ・ブレリアでのライブ |
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ヘレスは昔から沢山の有名なカンタオール(歌い手)が生まれ育ってきた、フラメンコで有名な町。
フラメンコ留学でヘレスに来る日本人の姿もよく見かけます。
フラメンコライブを気軽に見る事ができるのはタブラオ・フラメンコ。
ヘレスにもいくつかあり、そこで気軽にショーを楽しむ事ができます。
その他にペーニャ・フラメンカと呼ばれる場所があります。
ペーニャとはサークル活動みたいな物で、通常愛好家がお金を出し合って維持している物。
フラメンコに限らず、狩猟のペーニャ、チェスのペーニャ、サッカーのペーニャ等色々あります。
ペーニャ・フラメンカでは定期的にアーティストを呼んでのライブが開催されます。
ヘレスのペーニャ・フラメンカは通常一般に開放されていて、外国人も入れるようになっていますが、基本は愛好家の皆さんによって維持されている場所。飲み物くらいは購入して一緒に楽しむとよいかなと思います。 |
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